Movable Typeのインストール例

(配布元: シックス・アパート様 http://www.movabletype.jp/)

画面例



設定例

ご契約情報が次のようになっているものとして解説いたします。
  • バージョン: MT-3.151-full-jaを用いての例となります。他のバージョンの際はご注意下さい。
  • 主契約URL: http://example.que.jp/
  • UNIXアカウント名: ext0000
  • 利用DB: Berkeley DB、またはMySQL
  • MySQLアカウント名: mysqlext0000
上記アカウント名などは設定例ですので、実際の作業 の際にはお客様のアカウント情報等をご使用ください。

※ MySQL・PostgreSQLのご利用には別途お申し込みが必要です。
※ MovableTypeをperl5.8.5+SuExecでない環境(当社初期のお客様)で利用すると正常に動作しない場合がございます。
    SuExec環境への変更をサポートデスクまでご依頼ください。
※ 設置や使用方法等はサポート外とさせていただいております。
    より詳細な設定、及び使用方法等は各種Webサイトや参考書籍等をご参照下さい。

■配布元マニュアルページ: http://www.movabletype.jp/tech_documentation.html


1. パッケージを入手します

http://www.movabletype.jp/get-mt.html

からMovable Typeを指示に従ってダウンロード(Zip形式)します。

※この例では限定個人ライセンスを用いています。
※2005年3月8日現在、バージョンはMT-3.151-full-jaとなっています。

2. ダウンロードしたファイルを解凍します

MT-3.151-full-jaというフォルダが解凍先に作成されます。



3. Perlのパスを書き換えます

mt-add-notify.cgi
mt-atom.cgi
mt-check.cgi
mt-comments.cgi
mt-load.cgi
mt-send-entry.cgi
mt-tb.cgi
mt-search.cgi
mt.cgi
mt-xmlrpc.cgi
mt-view.cgi
mt-set-reg.cgi

上記のファイルをメモ帳等のエディタを用いて開き、1行目を

#!/usr/bin/perl
#!/usr/local/bin/perl5.8.5

と書き換えます。

4. MTを設置するURL(アドレス)を決めます

例:http://example.que.jp/mt/

Berkeley DBを用いる場合はDB格納ディレクトリを決定します。

例:/home/11/ext0000/example.que.jp/mt-db/

5. 上記情報を元にmt.cfgを編集します

URLを設定します。

CGIPath http://WWW.YOUR-SITE.COM/PATH/TO/MT/
CGIPath http://example.que.jp/mt/


DBを設定します。
Berkeley DBを用いる場合

DataSource ./db
DataSource /home/11/ext0000/example.que.jp/mt-db

MySQLを用いる場合

DataSource ./db
# DataSource ./db

# ObjectDriver DBI::mysql
# Database <database-name>
# DBUser <database-username>
# DBHost localhost
ObjectDriver DBI::mysql
Database mysqlext0000
DBUser mysqlext0000
DBHost db3.inetd.co.jp

と変更の上、

mt-db-pass.cgiの「database_password」となっている部分をご自身のDBパスワードに書き換えます。

E-mailアドレスを設定します。

# EmailAddressMain YOUR.OTHER.ADDRESS@SOMEDOMAIN.COM
EmailAddressMain admin@example.que.jp

sendmailのパスを変更します。

# SendMailPath /usr/sbin/sendmail
SendMailPath /usr/local/bin/sendmail

SuExec対応にします。

# DBUmask 0022
# HTMLUmask 0022
# UploadUmask 0022
# DirUmask 0022
DBUmask 0022
HTMLUmask 0022
UploadUmask 0022
DirUmask 0022

6. サーバにアップロードします

imagesディレクトリとその中身はBinary形式、それ以外はASCII形式で 上記で設定したURLに合わせてファイルをアップロードします。

アップロード先例:

/home/11/ext0000/example.que.jp/mt/

DB用ディレクトリを作成します。
Berkeley DBを使用しない場合は必要ありません。

/home/11/ext0000/example.que.jp/mt-db

下記ファイルのパーミッションを755に変更します。

mt-add-notify.cgi
mt-atom.cgi
mt-check.cgi
mt-comments.cgi
mt-load.cgi
mt-send-entry.cgi
mt-tb.cgi
mt-search.cgi
mt.cgi
mt-xmlrpc.cgi
mt-view.cgi
mt-set-reg.cgi
mt-db-pass.cgi

※FFFTPを用いた場合のパーミッションの変更例

 パーミッションを変更するファイルを選択し、メニューバーから  コマンド->属性変更を選びます。

755の場合:

7. Movable Typeの初期化を行います

ブラウザで

http://example.que.jp/mt/mt-check.cgi

にアクセスし、問題がなければ、次に

http://example.que.jp/mt/mt-load.cgi

にアクセスします。

初期化が完了すると、「mt-load.cgiを削除」する旨警告されますので消去します。

http://example.que.jp/mt/mt.cgi

投稿者名をMelody、パスワードをNelsonにしてログインします。

ユーザ名とパスワードを好きなものに変更します。


◎ 以上で設置は完了です。