【CGI版PHPおよびSuExec環境への変更に関するご注意】
■CGI版PHPへの切替機能では次の環境変更をお客様の全てのアカウント(マル
チドメイン・webサブドメインを含む)に対して行います。
- PHPをモジュール版からCGI版に切り替えます。
(2008年4月以降に設定されたホスティングサービス・マル
チドメインでは既にCGI版PHP5が標準になっております)
- CGIの実行環境をSuExecに切り替えます。
(2002年4月以降に御利用開始になっているお客様は全て
SuExec環境になっております)
※一度この処理を実行いたしますと、モジュール版PHPには戻せません。
※2008年4月以降にご契約のお客様はこの処理は必要ございません。
この処理にはお客様のファイルの量にもよりますが1分から数分程度のお時間
がかかります。処理完了後にご連絡先メールアドレスに処理結果を記載した通
知をお送りいたします。
通知を受け取られましたら必ず実際にアクセスしてPHPプログラムやCGIの実行
状況のチェックを行ってください。
php.iniやプログラムの修正が必要になる場合がございます。
★なぜこの処理が必要なのか?
PHP4は2008年8月で開発チームによる更新が終了いたしました。
それに伴い当社でもPHP4のご提供を終了する予定
ですが、CGI版PHP4に関しましてはPHP5への移行の便
を図るため当面存続とさせていただきます。
モジュール版PHP4からCGI版のPHP4/PHP5に切り替えていただきませんと、2008年9月以降、
お客様のホームページ上の
PHPプログラムが実行できなくなります。
CGI版PHPへの切替がお済みでないお客様は至急切替作業をお願いいたします。
切替はコントロールパネルに管理者アカウント(末尾00)でログインしてい
ただき、
    「管理者メニュー」→「管理設定」
を開いていただきますと「CGI版PHPおよびSuExec環境への変更」
がございます。
(ショートカットリンクは
こちら
です)
■PHPとSuExecについて
- モジュール版とCGI版のPHP
CGI版とモジュール版の違いに関してはこちらのページをご参照ください。
PHP4について
PHP5について
CGI版ではBASIC認証がご利用いただけない場合がありますので、上記ページの
記述をご確認ください。
この機能でCGI版PHPに切り替えを行いますと、初期状態で
はPHP5(CGI版)になっております。PHP4とPHP5では一部仕様が異なりま
すのでPHP5に対応していないプログラムではバージョンアップや修正が必
要になる場合がございます。
当面はPHP4(CGI版)を残しておりますので修正が完了するまではPHP4に切り替
えてご利用いただくことができます。
PHP4への切り替えは
コントロールパネルにてwebコンテンツ管理アカウントの設定画面に移動して
いただき、「web/CGI設定」にて切り替えを行ってください。
htaccessファイルにて行っていただく(上記「PHP4について」)ことも可能です。
※CGI版PHP4は当面ご利用いただけますが、
最低限のセキュリティアップデートのみの対応になります。できるだけ早くPHP5へ切替られることをお勧めいたします。
- SuExec環境でのCGIの実行
SuExec環境ではCGIの実行はお客様アカウントの権限で行われます。SuExec環
境ではSSI(Server Side Include)の実行に一部制限がございます。また、CGI
自身やCGIを置いたディレクトリにOtherからの書き込み権が設定されていると
実行ができません。詳しくは当社の
「ホームページ作成の手引き」の「2.1CGI等の実行権限」をご覧ください。
■処理の詳細
この機能でCGI版PHP5、SuExec環境への切り替えを行った場合、次の処理が行
われます。
- お客様のwebサイトがSuExec環境になっていない場合は、SuExec環境に切り替えます。
- モジュール版PHPや非SuExec環境のCGIが作成した所有者がhttpdになって
いるファイルの所有者をお客様アカウントに変更します。
- ファイルやディレクトリはOtherに対する書き込み権を外します。
(例えば、パーミッションが777は775に変更されます)
- htaccessに記述されたPHPの設定(php_value/php_flag)からphp.iniを作成
して、同じディレクトリに置きます。
- htaccess内のphp_value/php_flagはコメントアウトします。
- htaccessから作成されたphp.iniを参照するようhtaccessに設定(PHPRC変
数)を行います。